
南流山地域図書館・児童センター(新居千秋都市建築設計)
人口増加が著しく子育て世代が多く住む千葉県流山市にある、図書館、児童センター、カフェからなる滞在型複合施設である。敷地条件には18m×90mという細長い敷地形状、日影規制や高さ制限による規制。平面も高さも規制された中に4層のからなる機能を盛り込み、建物内に居場所を点在させた。杭の本数を削減するためにフットプリントを最小限に抑え、上階を張り出すことで大きな空間を必要とする開架スペースを上空に持ちあげた。上階とすることで受ける荷重を減らし、最上階のみ鉄骨梁によりスパンを飛ばし、大空間を実現している。多様な居場所が点在するこの建物で多くの子供たちの笑顔に出会える場になることを期待している。
所在地 | 千葉県流山市 |
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竣工 | 2022年9月 |
用途 | 公共施設 |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 一部 鉄骨造 |
延床面積 | 2,952㎡ |
施工 | 株式会社 橋本組 |
家具造作 | 末永製作所 |
Photo | 彦坂武徳 |
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